【94日目】釧路市(北海道)→帯広市(北海道)
起きたら晴天!
いわゆる蝦夷梅雨が抜けたようです。北海道にも梅雨あるみたいです。
今日は少々距離ありますが、帯広市までの120キロ走行。
お世話になったゲストハウス「休坂」さんを出発です。
道で声を掛けていただいた方から
「帯広まで何もないよー」と言われましたが、
何をおっしゃいますやら!
適度にコンビニもあり、民家や車の往来も多くて
僕からしてみると街中の道路でした。
本当に何もないと言うのは、「宗谷岬〜紋別」「根室〜釧路」みたいな道路のことですよ。。。
晴天でよかったのですが、
暑い。。。
道路にあった温度計を見ると「28℃」!!
ついこの間まで寒さに震えていた事実が信じられません。
しばらく走っていると海岸線が見えてきました。
少し峠を越えて、その先に見える海岸線。
この瞬間が大好きです。
やっぱり海岸線は晴れに限る!
少し向かい風でしたが、天候と絶景に助けられ快調に飛ばします。
すると、前方にキャリーバックのようなものを引きながら歩く人影が。
思わず声を掛けさせていただきました。
なんと歩いて日本を周っているとんでもないおじさんでした!
60歳からこのバックと共に旅を始めて、
本州を周り、四国でお遍路をし、北海道一周も残りわずかのようです。
残すは九州のみだとか。
テトリスみたいにギッチギチに詰め込まれたこのキャリーバック。
試しに引かせてもらいましたが、かなりの重量です。
下り坂とかどうしてんねやろ?ってくらい重いです。
おじさんに腰が筋肉痛だという話をすると、
いきなり路上で「腰痛体操」なるものをレクチャーしていただきました。
道端で寝転がる人をみて、怪訝な顔して通り過ぎるドライバーさんたち。
おじさんオモロすぎます。
「九州でまた会おう」と約束を交わし、おじさんと別れました。
いろんな人がいるなー。
また僕の偉人伝に一人追加されました。
浦幌を抜けると、十勝平野ののどかな風景が広がります。
すっかり見慣れたこの風景とも、あと一週間ほどでお別れです。
帯広まで残り20キロ。
あと1時間ほどで着くので、カフェで一旦休憩。
ここでお客さんとお店のスタッフさんと旅の話に。
「帯広では何を食べたらいいんですか?」と聞くと、
北海道出身のお客さんから
豚丼と六花亭とそばとカレーとパンとスイートポテトをオススメされました。
ごめんなさい、そんなに食べられません。。。
十勝はどうやらおいしい物だらけのようです。
誘惑が多すぎて北海道に入ってからエンゲル係数上がりすぎ。
明日のグルメ巡りの予定を立てながら、
本日の野宿先の公園を目指します。
しまった、お風呂!
ちょうどいい距離の温泉を調べるのを忘れていました。
慌ててアプリで検索…!
帯広は都会でした。
今日も一日おかげさまの気持ちを大切に。
明日も一日とにかく安全第一。
おやすみなさい!
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