【316・317日目】屋久島町(鹿児島)《世界遺産:屋久島》
屋久島3日目は与論島に行っているよっしーの合流を待つために何もせず待機。
ここ、とまり木はリピーターと長期滞在の方が多い宿です。
今はお盆ということもあり、知り合い同士の方ばかり。
「久しぶり!」
「ただいまー」
「今年は妹も連れてきました!」
よく聞こえてくるのはそんな言葉たち。
こんな言葉が飛び交う宿っていいなと思います。
夕方によっしーが屋久島到着。
夜はみんなでバーベキュー。
僕は沖縄最後の夜で粗相がありましたので、しばらくお酒は自粛。。。
そして、翌日。
3人揃ったので、今日からメインイベントの開始!
屋久島トレッキングです。
今回は「白谷雲水峡」と「縄文杉」を二日に分けて行く予定。
まずは「白谷雲水峡」へ。
白谷雲水峡とは屋久島を代表する景勝地の渓谷。
あのもののけ姫はこの白谷雲水峡と白神山地をモデルにして作られたと言われています。
登山・トレッキングの朝は早い。
早朝にバス乗り場まで自転車を走らせ、
白谷雲水峡口行きのバスを待ちます。
さっすがお盆。
バスもパンパン。
そして、登山口に到着。
登山口も人がたくさん。
すぐ横にあった看板の地図を確認。
実は一日で白谷雲水峡を通り、そのまま縄文杉まで拾って下山できるコースもあるんです。
でも、僕らは時間があるのであえて二日に分けてゆっくりトレッキングすることにしました。
さぁ、
屋久島のスーパーネイチャーを体感するぞ!
トレッキングスタート。
最初は大きな岩場を登ります。
そういえば僕らは登山用の靴や道具を持っていません。
レンタルもしてません。
持っていなくても去年の旅中に富士山も登れたんで特に問題ないかと。
白谷雲水峡は登山というほどのものないので本格的な装備は必要ないととまり木のゲストの方から聞きました。
ただ、さすがによっしーのようにクロックスで入る勇気はないけど。。。
たびたびすれ違う人に「クロックス!?」って言われてました。
登りだしてすぐにじんわりと汗をかく。
相変わらず本日も快晴。
そして暑い。
屋久島に来てからもずっとこの天気です。
何日か前から猛暑日をカウントし続けているんだとか。
天候に恵まれていることはありがたいですが。。。
岩場を抜けると、
おーおーおー。
早速、そこら中に苔が生えています。
自然豊かな原生林の中を進みます。
…うーん。
白谷雲水峡をトレッキングしていると、ところどころに名前の付いた屋久杉があります。
存在感もあって歴史を感じる屋久杉。
…うーん。。
今日は白谷雲水峡の奥にある「太鼓岩」を目指します。
標識に従い進む。
腰を下ろせるような沢を見つけたので一旦、休憩。
渓流の水はキンキンに冷えてるので極上の美味さ!
ここまで来るとほぼ源流に近い流れ。
太鼓岩を目指しさらに進みます。
奥に進むと苔もより一層生い茂っています。
…うーん。。。
さっきから僕の頭をよぎる “これじゃない感” 。
もちろん自然豊かなのは間違いないんですが、何かが引っかかる。
すると、
後ろを歩いていた別のグループの方が
「今日は全く霧がかかってないねー」と。
…そう!!
それ!!!!
僕がテレビや雑誌で見ていた屋久島はもっと霧深い幻想的な森林のイメージなんです。
こんな感じ(ネットから引用)。
ところが、今日は晴れ。
というか霧すら皆無の完全なる快晴。
しかもここ最近はずっとこんな天気なので沢の水も少なく迫力も半減。
白谷雲水峡に関してはむしろ雨が降っているくらいが楽しめると思います。
そういえば、白神山地トレッキングの時は雨上がりの晴れという最高の状態でした。
頭に引っかかっていたものが何なのかがわかってスッキリ!
割り切って晴れた屋久島を楽しもう!
まぁ、
晴れだろうが、雨だろうが自然が豊かななのは変わりない。
登山口はあんなに暑かったのに、
奥に行くにつれて風が吹けば少し冷たく感じるほど涼しい。
こうやってトレッキングをして感じるのは、
僕が今まで見たり通ってきた森や林の景色と全く別物だということ。
いろんな動物や植物が自由に思うがまま気ままに生きているというか。
人間の手が加わっていない原生林ならではの光景なのかもしれません。
トレッキングすること2時間。
太鼓岩まであともう少し!
そして、太鼓岩に到達!!
ふほー!!
いい眺め!!
ここは標高1000m弱。
柵も何もないこの太鼓岩。足を滑らせたら即あの世です。
この太鼓岩に来たらジャンプして写真を撮るのがお決まりらしく、
高所恐怖症の僕も頑張って撮ってみる。
ビビってるのが写真からでも伝わってきます。。。笑
目標の太鼓岩に到達したので折り返します。
ここからは来た道とは少し違う道を通って登山口へと戻る。
時間にも余裕があったので、帰りはじっくり周りを見ながら戻りました。
往復4時間のトレッキング。
歩きごたえ十分のコースでした!
明日は休まず縄文杉へ。
足大丈夫かな?
今日も一日おかげさまの気持ちを大切に。
明日も一日とにかく安全第一。
おやすみなさい!
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