【191日目】志摩市(三重)→紀北町(三重)
昨日は久しぶりの野宿。
志摩の道の駅が丘の上にあったせいもあって、朝の冷え込みで目覚めます。
明日から寝るときもダウン着た方がいいなー。
まだ7時にもなっていませんが、日の入りが早くなっているので出発も早めます。
本日快晴!
雲ひとつありません。
いよいよ今日から紀伊半島に差し掛かっていく訳ですが、
その前にここに来るまでいろんな方にオススメされた、志摩の絶景ポイントへ足を運びます。
そこは「横山展望台」という場所。
どんな景色か楽しみです。
500mほど階段を登ると、
そこに現れたのは間違いなく絶景でした!!
写真では伝わりづらいですが、パノラマサイズで英虞湾(あごわん)を一望できます。
パールロードから見た景色たちもキレイでしたが、ここからの景色は伊勢志摩でトップクラス!
朝からいいものを見させていただきました。
さて、いよいよ紀伊半島へ突入です。
東北の三陸地方を出て以降は、
関東からここ志摩まで、各所にしんどいポイントはありはしましたが比較的楽をさせてもらってました。
でも紀伊半島はそうはいきません。
地図を見てください。
志摩を出たあたりから明らかに地形が変わってるでしょ?
その地形は散々苦しめられた三陸海岸のそれにソックリ。
紀伊半島は大阪帰還の前に立ちふさがった、まさにラスボスということです。
昨日痛めたヒザを疑いながらも紀伊半島へと出発です!
でも、志摩市を抜けるまではまだ道は穏やか。
志摩・浜島の海岸線の景色は抜群でした!
しかし浜島を抜けると、国道260号線は山へと入っていきます。
さぁー始まるぞー!
ここからは例のごとく登ったり下ったりをくり返す。
南伊勢町に入ると、より山の中を通りはじめ、国道が狭くなっていきます。
これを国道と呼ぶには無理がある。。。
しかし朝はあんなに寒かったのに、日中はむちゃくちゃ暑い。。。
流れてくる汗が目に入って染みます。
普通は峠をひとつ越えるとそこそこ大きな集落があるものなんですが、
南伊勢町は峠を越えても景色はのどかなまま。
これはこれで気分転換ができない。
大きな街がなかなか現れず、次第に気持ちに飽きが押し寄せます。
だってひたすらこんな道なんですよ!
なんとか小さな集落にあった商店で昼食と水分を確保。
その後も山道を上下左右に振られながら進みます。
やっぱ、しんどいなー。
と、ふと気づき、
周りを見渡すと、何だかどんどん薄暗くなっていっています。
時計を見るとまだ15時。
でも周りは日没前のような暗さです。
それもそのはず、
日の入りが早くなっているのと合わせて、周りが山に囲まれているので太陽がすぐに隠れてしまうんです。
こうなると汗が冷えて途端に寒さに震えます。
慌てて上着を羽織る。
てか、薄暗くなっていく山道むちゃくちゃ怖いんですけど!!!
焦っても激しい登り坂でスピードは大して上がりません。
それとは裏腹にどんどん暗くなっていく空。
なんとか日没までに間に合えー!!!!
最後の峠を登りきると、
日は今にも沈みかけていました。
下り坂を楽しむことなく、猛スピードで道の駅に滑り込む!!
なんとか到着。。。
危なかったマジで。
あまりの疲れで、お風呂を探すことも食事することもできずしばらく動けないでいると、
道の駅のスタッフさんから声を掛けていただきました。
「お風呂入った?連れて行ってあげるよ」
え!?
なんてタイミングで神様みたいな人に出会うんだ。
ということで車で近くの日帰り温泉へと連れて行っていただきました。
お風呂から上がったあと、
なんと、夜ご飯までごちそうになりました!!!
本当に感謝しかありません。。。
ありがとうございます!
今日も一日おかげさまの気持ちを大切に。
明日も一日とにかく安全第一。
おやすみなさい!
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