【175日目】伊勢市(三重)
今日は一日かけて「お伊勢参り」に費やします。
「正しいお伊勢参りってどうすればいいの?」
という疑問を持つ方はたくさんいらっしゃると思います。
僕自身、熱心な信仰者ではないので、「感謝」の気持ちさえあればどんな方法でお参りしてもいいとは思うんですが、
今回、時間もたくさんあるので正しくお参りしてみようと思い立ちました。
ということで、昨日お食事をご一緒させていただいた伊勢在住の知り合いの方にお参りの方法を聞きました。
「外宮から内宮の順番にお参りすればいいと思うよ」
「ただ、昔の人は二見の海で身を清めてから神宮へお参りしたみたい」
「あと時間があるなら最後に猿田彦神社に行ってみるといいよ」
と、地元の方から情報をいただきました。
宿は外宮の目の前の立地ですが、
教えていただいた通りに、まずは二見浦の海岸を目指します。
海岸はJR伊勢駅前から7kmほどです。
いやー!晴れた晴れた!
身を清めるといっても大層なことをする訳ではなく、
二見浦の水に触れればいいみたいです。
身を清めた後は、二見浦にある「二見興玉神社」でお参り。
神社といえば鳥居です。
鳥居を越える際にも気をつけなければいけないことがあって、
①中央を通ってはいけない。
②鳥居の前で立ち止まり、一礼をして通る。
鳥居の中央は神様が通る道とされているそうです。
ここも調べた情報通りに参拝していきます。
二見興玉神社といえばこの夫婦岩が有名です。
カップルの方も多く見受けられました。
二見浦に立ち寄った後は、
一旦宿に戻り、自転車を置きます。
ここからは歩いて参拝。
まずは外宮からです。
まず基本情報として、
伊勢神宮は「内宮」と「外宮」の二ヶ所があります。
そしてそれぞれに「正宮」と「別宮」とあります。
正しい参拝の順序として「外宮」→「内宮」らしいので、外宮からの参拝です。
外宮に入る前に、
神社には必ず設けてあるこの「手水舎」。
この手水舎にも正しい作法があります。
①右手でひしゃくを持って水をすくう。
②左手を清める。
③左手にひしゃくを持ちかえ、右手を清める。
④右手にひしゃくを持ちかえ、左手に水をすくって口をすすぐ。
⑤左手を清める。
⑥ひしゃくを垂直に持ち、余った水をひしゃくの柄に伝わせ、清める。
これを最初に一度すくった水を少しずつ使って行うそうです。
意外と難しいですよコレ。
そして、まずは外宮の「正宮」へ。
参拝の順序は「正宮」→「別宮」が正しい順序のようです。
そして、内宮でも外宮でも
ご正宮には日頃の感謝を神様に伝える場所とされているようです。
個人的なお願いはそれぞれの別宮にと言われているようです。
こちらが外宮の「別宮」。何ヶ所かあります。
外宮を参拝し終わった後は、内宮へと移動します。
距離は5kmほど離れています。
ここが内宮。
内宮にはやはり人が多い。。。
でも1年前、式年遷宮の際に参拝に来たときよりは全然少なかったですが。
内宮でもまずは「正宮」から。
1年前の式年遷宮の際には、
このご正宮に続く階段がビッシリ人で埋まっていました。
今回はゆったり噛みしめるように参拝をさせていただきました。
内宮にも別宮が何ヶ所かあります。
これにて伊勢神宮の参拝は終わりです。
伊勢神宮には、1年前に参拝したときから今まで何不自由なく過ごしてこられたことに対する感謝だけを伝えてきました。
旅を無事終えることができたら、また参拝に来たいと思っています。
伊勢神宮って、参拝が終わってからも楽しみがあるんです。
そう「おかげ横丁」!
たくさんのお土産屋さんや飲食店が並ぶ通り。
歴史的建造物も建ち並んでいるので、さながら歴史テーマパークです。
スゴい人の数です。。。
内宮よりも3倍くらい多いです。。。
みなさんこっちの方をメインと捉えてるんじゃないかと思うくらい。
え?僕もですよ?
おかげ横丁を楽しみにしていました正直。
リミッターを外して…
ただただ、欲に従います!
いやー、食べました、食べました。
一人旅は何を食べるかの相談がいらないんで楽です。
おかげ横丁で腹ごしらえをした後は、
最後に「猿田彦神社」へ。
ここは芸能の神様が祀られている神社で、役者の方やミュージシャンの方などの芸能関係者も多く参拝する場所らしいです。
僕は芸能関係者ではないので、
芸能関係でがんばっている友達がみちびかれるようにお祈り。
今回いろんな情報を集めて行った “しっかり参拝” 。
所要時間は二見浦に行った分も合わせて、3時間ほどでした。
伊勢神宮は何回来ても楽しいです。
今日からしばらくまとめ仕事日に入ります。
今回は半周ゴール前最後の仕事日なので、いつもより長く取ってラストスパートに備えるつもりです。
ですので2週間ほどはブログの更新はありません。心配なさらずに。
今日も一日おかげさまの気持ちを大切に。
明日も一日とにかく安全第一。
おやすみなさい!
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