【164日目】伊豆の国市(静岡)→富士市(静岡)《世界遺産:韮山反射炉》
テントで目覚めて外に出るとまだ雨。
これ朝一の空ですからね。
今日はもう晴れる気がないようです。
ここから世界遺産の韮山反射炉は10kmも離れていません。
小雨になるのを待って出発。
Google先生の言う通りに進んでいるんですが、
どうもこの先に世界遺産があるようには思えない住宅街や農道を進みます。
半信半疑が続く中…
「韮山反射炉」の標識を発見!!
矢印が指す先に進むと…
突如、姿を現す世界遺産。
みなさん一度「韮山反射炉」行ってみてください。
笑ってしまうほど突如現れます。
こちらが世界遺産の「韮山反射炉」。
“明治日本の産業革命遺産” の遺産に訪れるのは釜石に次いで2つ目。
釜石で見た高炉跡と比べると形がかなりキレイに残っています。
こちらが橋野高炉跡。
ここで反射炉と高炉の違いなんですが、
反射炉とは、「銑鉄(鉄の素)を溶かし、大砲を作るための溶解炉」
高炉とは、「鉄鉱石を溶かし、銑鉄を作るための溶解炉」
つまり、反射炉に供給するための銑鉄を作るためにあるのが高炉みたいです。
この韮山反射炉は日本で唯一現存する “実際に稼働した” 反射炉のようです。
当時は日本のあらゆる場所に反射炉は作られたようですが、
現在は山口の萩にある反射炉とこの韮山反射炉の2つのみとなってしまい、大変貴重な史跡なんだそうです。
今夏に新しく世界遺産に登録されただけあって、急ピッチで “観光地化” が進められています。
目の前には真新しいお土産屋さんもあります。
しっかりゆるキャラまで。
反射炉の横は工事中。駐車場でしょうか?
実は天気が良ければ富士山を拝むこともできるようですが、
この天気じゃどこに富士山があるかもわからず。。。
韮山反射炉も見終わったので、小雨の内に出発します。
1号線は静岡市に近づくにつれて交通量が増えます。
信号も多く、大型トラックも多い。
雨足が強まる前に距離を稼ぎたいんですが、思ったように進みません。
そして、大して進まないうちに雨粒が大きくなり雨宿り。
今回の旅で乗っているこのGreat Journeyという自転車、丈夫で今まで故障もなく、特に不満はないんですが、
唯一の弱点が “カバンが防水ではないこと” 。
100均で買ったカバーを付けてもサイズが合わないので結局濡れます。
半周が終わったらカバンは防水のものに買えようと考えています。
いつ治まるかもわからない無限に感じる雨宿り。。。
雨宿りの間の時間の潰し方がヘタクソやなぁ。。。
1時間ほど待って、ようやく小雨になったので出発。
と、走り出して間もなく、また大雨に。
「チッ」
思わず舌打ち。
こうなるともうダメです。
イライラすると判断が大雑把になって事故をする危険が高まります。
一旦頭を冷やすためにたまたま近くにあったスーパー銭湯へ。
サウナと水風呂の交互浴最高!
最近になって良さを知りました。
そのあと仮眠もして約3時間を費やす。
気持ちも落ち着き、外に出ると雨も止んでいました!
もう日没も近いので今日は一番近い富士市の道の駅までにします。
颯爽と走り出すと、
ま た も や 大 雨 。
風呂入った意味
あらへん
やん
け
ボケーーーーーーーッッッッッッ!!!!!!!!!
結局、ストレスMAXで濡れながら道の駅に到着しました。
今日も一日おかげさまの気持ちを大切に。
明日も一日とにかく安全第一。
おやすみなさい!
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