【233日目】土佐清水市(高知)→宿毛市(高知)
宿での宿泊の出発はついつい遅くなってしまいます。
フリーWi-Fiが飛んでいたのでたまった作業をチェックアウトギリギリまでやってしまいました。
10時。ようやく出発。
あつつつ…
日差しが強いなー今日も。
でも高知の暑さは乾燥しているのでうだるようなものではありません。
今日は異常にペダルが重い。
逆風です。
ここまで風運がよかったので、久しぶりにこの苦しみを味あわされています。
遮るものがない海岸付近は特に強い。
でも、海を見ながらなので気は紛れます。
土佐清水の海も抜群にキレイ!
日曜日ということもあってシュノーケルしている人もチラホラいました。
また、変化に富んだ地形も豊富で、ジオパークとしても見所が多いです。
ここまで南下してくると生えてる植物も変わってくる。
亜熱帯植物もそこらで見受けられます。
風景だけ切り取ると、ここが高知だということがわからない。
海とはちょっとの間お別れ。
しばし内陸に入ります。
今日はトンネルが多かった。
10本くらいは通ったんじゃないんすかね。
ただ、普段は大嫌いなトンネルも暑い時は避暑地として少し役立ちます。
途中、道の駅で休憩。
ソフトクリームがうまい季節になったなー!
このソフトクリームには「晩柑」という柑橘のジャムがかかっています。
四国は柑橘王国。
伊予柑、ゆず、文旦、すだち、ぶしゅ柑、小夏、ポンカン…
聞き馴染みのあるものから、ないものまで、
四国にいる間、いろんな柑橘類を食べてきました。
中でも、かつおの塩たたきにすだちを付けて食べた衝撃が忘れられません。
気づいたら風も追い風に変わっていました。
すんなりと目的地の宿毛(すくも)の道の駅に到着。
道の駅にあったお店で晩ご飯を食べていると、
お店のマスターが、
「今日ここに泊まるの?それならホタル見ておいで」と教えてくれました。
どうやら道の駅の近くで野生のホタルが見れるそうです。
偶然たどり着いた道の駅でなんともラッキーな情報を得られました。
場所を教えてもらって、暗くなるのを待つ。。。
あたりが暗くなってくると…
ホタルが!!
ひとつ、
またひとつと、
小さな光がゆらゆら揺れながら空を舞っています。
その光は、水路や林や道路にと。
飼育されていない野生のホタルを見たのは初めてだったので大興奮。
この幻想的な空間を写真に収められないのが残念。
でも、写真で撮れないことがいいのかも。
光り方にも二種類あって、
フワァーっと光るのと、チカチカ光るのと。
前者が「源氏ホタル」で後者が「姫ホタル」という種類らしいです。
偶然手に止まった源氏ホタルをそーっと写真に撮る。
まさかホタルが見れるとは、今朝には想像もできませんでしたよ。
さぁ明日は高知を出て、愛媛・宇和島へ。
四国一周も終盤です!
今日も一日おかげさまの気持ちを大切に。
明日も一日とにかく安全第一。
おやすみなさい!
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