【249日目】広島市(広島)【世界遺産:原爆ドーム】
今日も雨!!
昨日の夜から降り続けています。
強めの雨だったので、出発を見送ることに。
広島には「原爆ドーム」と「厳島神社」の2つの世界遺産があります。
せっかく行くのに無理して雨中に行くこともないので、ここからは天候を見ながら進むことにしました。
ということで、
広島駅構内にあるカフェでお仕事…
5時間ほど作業をして、少し目が疲れてきたので気晴らしに場所を変えるために外に出ました。
晴れとるやんけっ!
予定変更!
梅雨時の晴れ間は貴重です。
急遽、世界遺産の「原爆ドーム」に向かうことにしました。
広島駅から路面電車に乗り、15分ほどで到着。
この原爆ドームは、世界遺産の中でも特殊な遺産です。
いわゆる「負の遺産」と呼ばれる部類に入る遺産。(負の遺産に明確な定義はない)
人類が過去に犯した悲惨な出来事を伝え、そうした悲劇を二度と繰り返さないための戒めや願いが込められて登録されたものです。
広島に投下された原爆は、この原爆ドームのほぼ真上600mの位置で炸裂しました。
真上で炸裂した原爆の凄まじい爆風と熱線に、様々な要素が絡んでドーム部分だけ奇跡的に耐えました。
耐えたといっても、建物のほとんどは吹き飛んでしまったわけですが。
これが原爆ドームの元々の姿。
「産業奨励館」と呼ばれていたそうです。(ネットから引用)
この原爆ドームが特殊な遺産な理由はもうひとつあります。
それは保存についての問題があることです。
原爆ドームは一般的な遺産とは違い、核兵器の悲惨さや人類への警鐘といったメッセージ性のある遺産。
ですので、保存に際しては「可能な限り、破壊された当時の状態を保つ」という特殊な事情をはらんでいます。
他の世界遺産のような一般的な意味での修復や改修とは違う困難が伴うんです。
地震大国の日本では崩落の危険性を常に抱えている遺産と言ってもいいかもしれません。
実は、原爆ドームには小学生の修学旅行の時にも一度来ています。
関西の小学生はほとんど修学旅行でここに来ます。
今日も修学旅行の生徒さんと思われる団体で溢れかえっていました。
小学生の時の記憶をたどってみるんですが、
どうも原爆ドームや平和記念公園の記憶がない。
あの時は “学ぶ” というよりは “遊ぶ” という気持ちが勝っていたのかもしれません。だって、その後に行った宮島の記憶はハッキリありますもん。
もちろん平和祈念資料館にも行きます。
先日、アメリカ大統領のオバマさんも献花していた慰霊碑。
慰霊碑の屋根のすき間からは原爆ドームが見ることができます。
さて、
小学生の時に修学しきれていなかった分、今勉強しに行きましょう。
広島市の歴史、
原爆投下の歴史的背景、
原爆の威力、
広島原爆の人的・物的被害、
放射能について…
館内には2万点以上もの収蔵品があり、
その中には、被爆死された方の遺品や爪、髪なども展示されています。
じっくり見ていたら3時間はかかるほどの情報量です。
でも、館内は人でいっぱい。
なかなか思うようにはじっくり見ることができませんでした。
修学旅行生もそうですが、外国人の方が特に多い。
この資料館は観光スポットとして海外の方からの評価が非常に高いと聞いたことがあります。
正直、目を背けたくなるようなものも展示されています。
でも、目を背けたくなるようなことが起きていたのは事実。
戦争を知らない世代の僕たちは、しっかりと目に、頭に、心に焼きつけておかないといけないと感じます。
世の中、知らないことだらけやなホンマ。
勉強になりました!ありがとうございました!
今日も広島で知り合いに会います!
バイト時代の後輩がたまたま広島に旅行に来ていたので合流!
後輩のお友達の2人も初対面でしたがいっしょに来てくれました。
この後輩は今まで出会った人の中でも一二を争うほどにポジティブな人。今はアメリカで仕事をしています。
4、5年ぶりに会いましたが、気持ちいいほどの前向きさは変わっていませんでした。
たらふく食べて、たらふく話して…
時間はすぐに過ぎてしまいます。
またね!まっちゃん!歌奈ちゃん!太秀くん!
今日も一日おかげさまの気持ちを大切に。
明日も一日とにかく安全第一。
おやすみなさい!
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