朝テントを打つ雨の音で目が覚めます。

その音でテントを出る前からテンションを下げられました。

え？でも待てよ。

昨日は屋根の下にテントを張ったはず。

外に出ると横殴りの風も吹いていました。

これはさすがに走れない。

テントを片付け、大人しく待機。

天気予報を調べると「午後からくもり」の予報です。

北海道の予報は当たらないとよく言われているみたいですが、ここは信じて待ちます。

ただ時間をもてあそぶのもイヤなので、朝風呂に入ってサウナでじっくり汗を流しました。

そして昼過ぎ、

天候は予報通りのくもりとなっていました。

ようやく出発です！

今日は７０キロ先の天塩町まで。

留萌から稚内まで延びる国道２３２号線、通称「オロロンライン」を進みます。

このオロロンとは天売島に生息している絶滅危惧種のウミガラスの鳴き声に由来しているそうです。

このオロロンラインがなかなか厄介な道で。

ひたすら上下に波打っていて、登っては下り、下っては登り…

北海道に入って平坦でまっすぐな道ばかりが続いていたので、久しぶりに汗だくで漕いでいました。

遠別町を過ぎるとようやく道も落ち着きだし、

いつもの北海道らしい道へと戻りました。

周りの風景は本当にのどかです。

と、ゆったりしていると、

みるみる天候が怪しくなってきました。

北海道の天候はコロコロ変わるので油断ならない！

急いで目的地の天塩町へ！

てか、寒い！さすが道北！！

６月でも道北の方は朝晩はストーブを点けるみたいです。

まさかまだダウンを着るとは思わなかった。

明日はついに稚内に入ります！

今日も一日おかげさまの気持ちを大切に。

明日も一日とにかく安全第一。

おやすみなさい！