久々の野宿は案外、熟睡できました。

今日の目的地は富良野までです。

昨日の終わりに痛みだしたヒザをチェック。

出発前にしつこいくらい入念にストレッチします。

 

本日は雲はありますが風はなく、自転車を乗るには最適な天候。

昨日途中だった「日本一の直線道路」を引き続き進みます。

漕ぎだして１０キロほどで、

心配していたヒザが徐々に痛みだす。

やっぱりダメだったか。。。

最初は気づかないフリして漕いでいましたが、もうペダルが踏めないくらいの痛みに。

 

僕は今までろくに運動をしてこなかったので、

こういう体の箇所の痛みに対する経験と知識がほぼ皆無なんです。

昔、運動してきた方なら

「あぁ、この痛みは２、３日で引くやつやわ」とか

「これはマズいやつやわ」とか

判断できるんでしょうけど、データがない僕にとって、

感じたことのない痛みなので

ただただ気味が悪く、不安しか感じないんです。

 

これから峠越えは本番。

行くも地獄、引くも地獄の状態。。。

 

と、途方に暮れていたところに温泉併設の道の駅が！

温泉に入ってヒザを温めたら、もしかしたら良くなるかもしれない。

 

現状だとどうにもならないので一発賭けてみました。

 

普段は早風呂の僕も、一時間くらいじっくり湯船に浸かり、

入浴後も入念にストレッチ。

 

お風呂に入った後、

願いながら一回目のペダルを踏みます。

 

甲斐あって、痛みは小さくなっていました！

これなら、なんとか漕げる！

 

ヒザの痛み以外にも、

最近、肩の間接に違和感があったり、腰が張ったり、握力がなくなってきたり…

旅に出て２ヶ月、３,０００キロほど走って体に異変が出てきています。

でも、これは覚悟していたこと。

人間はそもそも自転車で日本一周できるようにはつくられていない。

痛い箇所出て当たり前です。

これからも、無理せず体と相談しながら進みたいと思います。

 

その後、多少痛みはしましたがなんとか峠も無事越えれました。

これは途中にあった滝里ダム。

ダムって言われても、スケールがデカすぎてピンときません。

 

そして、富良野に到着！

遠くに少し街が見えたときの、このたまらない安心感は自転車乗り特有のものかもしれません。

 

今日泊まるゲストハウスは畑の中にある古民家をリノベーションした宿らしいので、

市街地から少し離れて宿を目指します。

 

宿までの道は「あぁ北海道に来たんだな」と再確認させてくれる景色が広がっていました。

 

そして宿に到着！

 

右ヒザさん、なんとか耐えてくれてありがとう。

 

 

 

今日も一日おかげさまの気持ちを大切に。

明日も一日とにかく安全第一。

 

おやすみなさい！