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自転車日本一周の旅

あらゆる旅は、その速さと比例してつまらなくなる。

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  • オカムラヨウスケ
  • 11月11日生
  • A型
  • グラフィックデザイナー
学生時代部活経験なし。

一人旅経験なし。野宿経験なし。

自転車はママチャリ以外乗った経験なし。

なしなしだらけ...

晴れ 本日の走行距離12.7km

【275日目】与論島(鹿児島)

昨夜は久しぶりに民宿に泊まりましたが、

民宿はご飯がおいしい!そして量が多い!

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ご飯おかわり自由なんて言われたら、

この旅で胃袋が大きくなった僕は腹十二分目まで食べてしまいます。。。

 

朝、民宿を出発しようとすると

 

「お兄ちゃん!これ持って行きなさい」

 

と、お土産までいただく。

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ありがとうございます!

民宿はならではの人の優しさに触れることができます。

 

民宿のお父さんとお母さんにお別れをして、

ナオさんと約束している品覇(しなば)海岸に向かいます。

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与論島はのどかな島。

車もほとんど通らない。信号なんてあったかな?

暑いですが、風が気持ちいい。

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与論島は大きな山もないのでずーっと水平線が見えます。

今日はまたいつもにも増して雲がないので海が真っ青。

 

品覇海岸に到着。

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笑ってしまいました。

ウソやろ。こんな海。

なんかもうキレイとかそういう言葉を使うのも違う気がします。

 

ナオさんと合流。

今日はなんとこの透き通った海でSUP(サップ)をします。

サップとはスタンドアップパドルの略。

このボードの上に立って、パドルで漕いで海を散歩するマリンスポーツです。

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この場所はナオさんが教えてくれた穴場なんですが、サップ一式をレンタルしてお値段なんと800円!

他で借りると3000円近くかかるらしいです。

ナオさんに感謝!

 

サップは初体験。

でも初心者でもそんなに難しくないみたいです。

軽い講習を受け、海面散歩開始!

 

 

なんじゃこの海。パッと見プールやがな。

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スタッフさんの言う通り、始めてすぐに難なく立てました。

ただ、進むのは少しコツがいります。

 

進むコツを掴むとめちゃくちゃ楽しい!

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気持ちいい!!

本当に海の上を歩いてる感覚です。

何よりこの海ですから、たとえどんなマリンスポーツをしたとしても気持ちいいに決まってます。

 

バランスを崩して海に落ちても、海中は海中で楽しめます。

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あっという間に終了の時間に。

あー楽しかったー!

 

改めて、ナオさんに感謝です。

 

こんなに遊んでもまだ午前中です。

今日はこの後、「百合ヶ浜」に向かいます。

ここは与論島の情報で僕が唯一知っていた場所。

以前、テレビ番組で日本のベストビーチに選ばれていました。

 

楽しみにしながら百合ヶ浜へ。

 

海岸に到着して浜に向かうと、

 

目の前に広がる遠浅の海!!!

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今朝の海よりも浅いので透明度が際立ちます。

スゴイなここ。。。

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実は百合ヶ浜とはこの場所のことではありません。

ここから船で渡った先にあるサンドバーのこと。

サンドバーとは、引き潮の時にだけ現れる砂浜のことです。

潮の満ち引きに左右されるため、百合ヶ浜は毎日出現するわけではなく幻の砂浜と呼ばれています。

しかし、ここ数日は最も潮の引く「大潮」付近らしく、このタイミングで来れたのは運がいいみたいです。

 

百合ヶ浜へはボートで渡ります。

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浅すぎてボートが動くのか心配になるくらいです。

 

 

 

幻想的な海をボートで進む。

 

 

 

 

 

ここが幻の百合ヶ浜。

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ここは別世界でした。

 

こんな景色は日本では南の島でしか出会えません。

海の美しさだけで言えば、間違いなく旅中で最も美しいです。

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どこまでも広がる遠浅の海。

今見えている水平線近くまで足がつくかもしれません。

 

ずーっと見惚れていました。

何時間でもいられます。

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偶然来た与論島で、

天候に恵まれ、大潮にも合わさりました。

ボートのスタッフさんいわく「今年一番の百合ヶ浜」らしいです。

 

九州では梅雨にぶつかり、悔しい思いをした場所もありましたが、

悪いこともあれば、絶対にいいこともある。

この百合ヶ浜に出会えて本当に良かった。

 

百合ヶ浜が現れるのは数時間ほど。

正午を回ると徐々に潮が満ちて浜は小さくなります。

 

それに合わせて浜にいた人たちもどんどんボートで戻っていきます。

しかし、ここで皆さんにアドバイス。

もし百合ヶ浜に行くことがあれば、最後まで浜にいてください。

 

少しずつ小さくなり表情が変わっていく百合ヶ浜もまたいい。

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最後は全て水面の下に埋まります。

 

 

いやー、

本当に本当にキレイでした。

 

 

心打たれすぎて、ボートで戻った後もしばらく続く余韻。

 

感動しすぎて今日はここで野宿することに決定。

 

 

 

 

あー。

与論島来て良かった。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も一日おかげさまの気持ちを大切に。

明日も一日とにかく安全第一。

おやすみなさい!

後

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