【272・273日目】奄美大島(鹿児島)
奄美二日目は仕事に充てました。
本土脱出でテンションが上がっていますが、いつの間にか仕事の忙しい月末・月初に差し掛かっていました。
より電波の安定している沖縄本島に着いてから仕事日に入るつもりですが、それまでの間も仕事は溜まっていきます。
しかし、奄美市中心街は思っていたよりも都会で、電波も安定していました。
助かる助かる。。。
そして、三日目。
今日は奄美大島の南の端まで行く予定。
ゲストハウスから南端の瀬戸内町までは片道約50km。
もちろん戻ってこないといけないので、往復100km超え。
しかし、奄美初日にこちらの猛烈な日差しに熱中症になりかかったので、
対策を打ちました。
レンタバイク!!!!!
何度も言いますが、
南西諸島はボーナスステージ。
自転車走行にはこだわりません。
というか、本当に危険なくらい暑い。
自分の体を壊したら元も子もない。
自分の体力を鑑みて南西諸島の暑さの中走れるのは、せいぜい50〜70km程度だと判断しました。
旅は楽しく健康に。
ということで、久しぶりの原付ツーリングです!
5年ぶりくらいに原付に乗るのでちょっと緊張しましたが、
走り出せばすぐに感覚が戻りました。
では、文明の利器で南の端までレツゴー!!!!
奄美大島は島の真ん中あたりに中心街があります。
中心街を何キロか抜けるだけで豊かな自然が広がります。
しかしバイク気持ちいいーー!!!
たまに乗るのもイイっすね。当たり前ですが、めっっちゃラクです。
常に風が当たるので体力も全然奪われません。
まず今日の行きたいとこリストの一カ所目、「マングローブ原生林」へと向かいます。
この一帯がマングローブ原生林。
日本では西表島に次ぐ2番目の広さのマングローブ林です。
せっかくなので、マングローブ林の中に入ってみることに。
一歩足を踏み入れるとマングローブが鬱蒼と茂っています。
一旦、マングローブ林の中に入ってしまえばみるみる体感温度は下がります。
残念ながらこれより先は行けません。
実はここは今は潮が引いて地面が見えているだけで、満潮時は水面になります。
そのため、ぬかるんだ地面に足をつくとスネあたりまでめり込んでしまいます。とてもじゃないけど歩けない。
もう少し奥まで行きたかったですが、それは満潮時にカヌーを借りて進むしか方法はないようです。
と、諦めてバイクに戻ろうと歩いていると…
なんと足元に小さなヘビが!!!!!!
正直、かんなりビックリしました。
だって、奄美大島はハブ生息地なんすよ!!!
これがハブなのか何なのかは置いといて、
短パンとビーサンでふらっと茂みに入っていった無知な自分の行動に猛省。。。
気をつけよう。。。
バイクに戻り、ツーリング再開。
お次は「高知山展望台」へと向かいます。
ココこそ、バイクじゃないと絶対に行かなかったであろう場所。
この暑さで、この急勾配も…
右手首の力だけで軽く頂上まで連れて行ってくれます。
って、歩くんかいー。
一回ヘビ見てるから少しの距離もものすごく怖い。。。
細心の注意を払いながら、展望台へ。
展望台からの景色を見る、
「あー、バイクで来てよかった」と
心底思う景色がそこには待ち受けていました。
なんすかこの景色。
今、自分の目で見ているのにウソみたいにキレイです。
本日も快晴。
その上、海がベタ凪すぎて雲が海面に写っています。
しばらく圧倒されてました。。。
奄美大島の豊かな自然が凝縮された景色でした。
ここまで順調です!
バイク最高!!
次はいよいよ南の端の海岸です。
南端に向かっていくとグングンと上がっていく海の透明度。
もうここまで来たらキレイ以外にかける言葉がなくなってきます。
そして、
奄美大島南端の海岸「ヤドリ浜」へ。
だだっ広い砂浜。
波のない海。
確かめる必要もない透明度。
これだけ条件の揃ったこの海岸も、ここにいるのは僕を含めて7〜8人。
贅沢すぎる。
しばし海を眺め、次の海岸へ。
次はヤドリ浜から少しだけ離れたところにある「ホノホシ海岸」です。
ここはヤドリ浜とは対照的な荒々しい表情です。
特徴的なのは、浜一面を埋め尽くす小石たち。
小石といっても大きいものは野球のボールくらいある大きさです。
これにて今日の行きたいとこリストは全てコンプリート。
バイクのおかげで疲れは全く感じてません。
唯一、疲れを感じたのは道中に何本もあったトンネルの走行ですかね。
一般道なのに4km以上の長さのトンネルもありました。
トンネルは原付でも自転車でもやっぱり怖い。
帰りも右手首のみの力で50km以上を快走。
レンタル時間内に無事奄美市街に到着。
今日はバイクを選択して本当に大正解でした。
バイクを返却して、
レンタル屋さんから自転車に乗ってゲストハウスに戻ります。
ゲストハウスまで自転車を走らせながらふと思う。
バイクはたまにでいいかな。
やっぱり自転車がいい。
今日も一日おかげさまの気持ちを大切に。
明日も一日とにかく安全第一。
おやすみなさい!
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