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自転車日本一周の旅

あらゆる旅は、その速さと比例してつまらなくなる。

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  • オカムラヨウスケ
  • 11月11日生
  • A型
  • グラフィックデザイナー
学生時代部活経験なし。

一人旅経験なし。野宿経験なし。

自転車はママチャリ以外乗った経験なし。

なしなしだらけ...

晴れ 本日の走行距離62.7km

【19日目】高岡市(富山)→南砺市(富山)《世界遺産:五箇山》

朝起床後、

必要な荷物だけを2つのバッグに入れ直します。

 

実は宿泊していたゲストハウスの管理人の方から、

「また高岡に戻ってくるならば、荷物を最小限にして置いていってもらってかまいませんよ」と言っていただいたので、

お言葉に甘え、使わない荷物は置かせていただくことに。

かなりの山越えになるので、荷物はできるだけ軽い方がいい。

 

荷物を整理し終わり、いよいよ五箇山に向かって出発です。

 

高岡市から五箇山までは国道156号線をまっすぐ行けば辿り着きます。

距離を調べると高岡市から50キロほど。今まで走ってきた距離に比べると、余裕のある長さです。

しかも高岡市から隣の砺波市まではずっと平坦な道。

 

「意外といけるんじゃないか?」

 

そう思った矢先、南砺市に入ったあたりで、

山脈が徐々に顔を見せ始めます。

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「あーやっぱ高いな…」

 

山脈が視界に入りながらも、気が滅入るのであまり見ないように走ります。

 

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そうはしていても、視界の中でどんどん大きく高くなっていきます。

 

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「自転車で行くとこちゃうやん」

 

 

 

 

と心でつぶやきながらも、残り30キロをきっていることを心の支えにしながら前進。

 

山のふもとからはゆっくりとなだらかな坂道が続きます。

進んでいくと、みるみる内に景色は一変。

大自然です。

 

 

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今までずっと海岸線を走っていた僕にとって、

この山の自然のスケールのデカさには圧倒されました。

 

山に入ってもずっとなだらかな坂。

積んでいる荷物がいつもの半分以下なこともあり、想定していた以上に順調に進みます。

 

「意外といけるんじゃないか?」

 

とまた懲りずに思い始めた頃、

 

だんだんと喉の渇きが早いことに気付きます。

急勾配ではありませんが、なだらかに延々と坂道なことに加え、

かんかん照りの直射日光で、

知らぬ間に体力が奪われていっていました。

水分補給に気をつけないと!

 

そしてこの赤い橋を越えたあたりから、道の様子が変わります。

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今までの長くなだらかな坂道だったのが、

短く急になっていきます。

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足がだんだんと張りはじめます。

荷物置いてきて本当に良かった。

 

辺りを見回すと、所々にまだ雪が。

どんだけ高地にきているんだ…

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こまめに水分を取りながら、ゆっくりと進み、

サイクルメーターを見るとあと5キロ!

 

ただこの5キロが長い!!!!!

 

あと5キロなんて思うと、気持ちが切れてしまうんです。

そこからは進んでも進んでも距離が縮まらない感覚に陥り、地獄でした。

 

 

最後はヘトヘトのクタクタになりながら、

ようやく到着!

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来たぞ!世界遺産!!

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高岡市を出発前、地元の方に自転車で五箇山まで行くことを話すと、

「自転車で苦労して行ってまで、見るほどのもんじゃないよ」

なんて言われていたんですが、

 

いやいや、そんなことなかったです。

 

これだけの高いところに百年以上も前から集落があるということ、それを今も大切に保存していること、

車やバイクじゃなくて自分の足で来てみてください。

 

感動が違います。

 

明日は世界遺産登録されている白川郷も含めた2つの集落をコンプリートしてから高岡に帰ります。

 

 

今日も一日おかげさまの気持ちを大切に。

明日も一日とにかく安全第一。

 

おやすみなさい!

 

 

 

 

 

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