【6日目】長浜市(滋賀)→越前町(福井)
今日の感想、疲労困憊。
今日は滋賀から、日本海の海岸線へ向け出発しました。
この旅は世界遺産へ立ち寄るのは例外として、基本的に海岸線を一周で結ぶ旅ですので、実質ようやくスタートラインに立てることになります。
琵琶湖の湖北から福井の敦賀まで向かうわけですが、この湖北と敦賀を結ぶ国道8号線がえげつなかった。
この8号線、延々と上り坂。
しかも道が狭くて、交通量が多い。
5tを超えるだろうトラックが轟音鳴らしながら、脇を走り抜けていきます。
なので、しんどくても降りて押せないんです。
体力的にも精神的にも追い込まれながら、約10キロ続いた上り坂を登りきり、やっと福井入り。
登り終えた頃には、体から湯気が。
そして、10キロを登りきったあと、10キロの下り坂。
これまでの反省を生かし、上着を着込み一気に下る。
下る。
下る。。
それでも、寒い。
向かい風と汗が冷えて体の体温を奪います。
敦賀市に到着したときには、体キンキンに冷えてました。
僕の体も訳わからんでしょうね。
そしてこの旅初の海!
ここからはひたすら本州をなぞりながら北上します。
がしかし、この海岸線もヒトクセある道路。
景色はいいんですが、またも道は狭いし交通量多い、おまけにすぐ脇は海。
この道も走るのが怖すぎてまともに景色すら見れない。
ひたすら側線を見つめ、まっすぐ走ることだけに集中。
仮に車にかすられでもしたら、即海にダイブです。
もう通り過ぎるドライバーさんに命を預けるしかありません。
そんな緊張状態を続け、ようやく集落の中の道に入ることができ、ここで一旦休憩。
すると、自転車に乗ったおにいさん(しりとりにも参加いただいてます)が声をかけてくれました。
しかも、お茶と飴の差し入れまで!
本当にありがとうございます。
このおにいさんはウエダさんという方なんですが、
なんと自転車日本一周経験者なんです。
そこからはもう質問攻め。
わからないことや気になることを片っ端から。
ありがたいアドバイスもたくさんいただきました。
今から越前町の方に行くという話をしたところ
「先導してあげるよ」とありがたいお言葉!
ウエダさんに先導されながら引き続き海岸線を走ります。
前に自転車が走っているだけで、精神的余裕が全然違います。
ようやく景色も見ながら走行できるようになり、サイクリングを楽しめました。
が、
しばらくするとウエダさんと離されていくんです。
力が入らないというか、進まない。
疲労かな、と一旦停止をお願いして休憩をいただき水分を補給していると、
アレ?
もしや?
パンクしてるやん。。。
まだ6日目ですよ?ウエダさんと笑いました。
浮かれ気分の僕にパンクを浴びせる305号線。
ウエダさんにも手伝っていただき、苦戦しながらも初のチューブ交換は無事完了。
その後もウエダさんには宿のある越前町まで先導していただきました。
本当にお世話になりました!
ありがとうございます!
なんか、今日はいろいろありました。
明日は東尋坊へ。
若干の高所恐怖症持ちですので、そんなに楽しめないでしょう。
今日も一日おかげさまの気持ちを大切に。
明日も一日とにかく安全第一。
おやすみなさい!