【22日目】魚津市(富山)→糸魚川市(新潟)
魚津市を出発して、早くも新潟県へと向かいます。
当初、こんなに早く新潟に入れるとは思っていませんでした。
このままのペースなら予定よりも早く北海道に入れそうなので、急遽計画になかった佐渡島へといくことに決定。
橋が渡っていない島は、世界遺産のある「小笠原諸島」「屋久島」「沖縄本島」だけ行く予定でした。
日本は魅力的な島が多くあるので行きたい島はいっぱいあるんですが、フェリー代が高い。
行きたい島へ全て行っていると、肝心の日本一周に支障をきたします。
ひとつ楽しみを増やし、新潟へと向かいます。
魚津から黒部、入善、朝日と海岸線にサイクルロードがあり、
信号もない、車も来ない道がただひたすら延びています。
そういう道だと2、30キロなんてあっという間。
途中、一面の菜の花畑も。
何気ない道にひっそりと観光スポットは存在します。
朝日町に入ったところで、腹ごしらえ。
高岡市で訪れたカフェのマスターから、“朝日町に行ったらタラ汁”と教えてもらっていたんです。
なので、
食べました!タラ汁!
うまい。。本当においしかった。。。
汁物ってなんでこんなに幸せになるんだろう。。。
そして、いよいよ富山と新潟の県境に。
富山は三方を山に囲まれていますので、山の向こうが新潟県です。
そして、少し新潟に入ったところでストップ。
時間的にはまだまだ進めますが、今日はここまでです。
なぜなら、
ここからは日本海側の道路で、最も危険とされている「親不知(おやしらず)」。
北陸に入ってからいろんなところで、
「親不知に気をつけよ」
と言われてきました。
「親不知」とは、糸魚川市の市振から勝山までの約15キロほどの区間のことなんですが、
これが、断崖絶壁にへばりつくように延びた道路で、道も狭い。歩道がない。
その上に、一般道で新潟に繋がる道はこの道しかないので、大型トラックの往来がハンパじゃない。
越中と越後を往来する旅人は、この断崖絶壁の海岸線を渡らないといけなかったので、古くから北陸道最大の難所と呼ばれていたようです。
それは現代の自転車乗りにとっても変わらず。
通りたくはなかったですが、この道しかないんです。
なので、明日朝交通量が少ない時間帯を見計らって向かいます。
今日も一日おかげさまの気持ちを大切に。
明日は特に、安全第一。
おやすみなさい!