【135日目】港区(東京)→小笠原村(東京)
午前10時に港区の竹芝ターミナルを出航し、
25時間、丸1日をかけて約1000km南下して小笠原諸島の父島を目指します。
25時間の船旅。
間違いなく、人生で最長の船旅です。
今回は2等席なので、こんな感じです。
僕はこの旅で屋根さえあればどこででも寝られる特技を身につけられましたので、
僕にしてみればこの2等席でも十分に贅沢な空間です。
さすが到着まで長時間を伴うおがさわら丸です。
レストランや売店、シャワーやシアタールームなど生活に困らない設備が十分に備わっていました。
男子だからでしょうか、こういうのは一通り見ないと気がすまない。
というか、ウロウロするのが好きなんです。
一通り見終わり、とりあえず一眠り。
5、6時間ほど寝て起きてもまだ夕方。
到着は明日の午前の11時です。
このあたりから、時間が途方もなく感じ出します。
何よりも時間が長く感じる原因が携帯が圏外なこと。
普段、自分がいかにスマホに依存しているかを実感します。
やることが何にもない中、日が暮れて行きます。
しかし、ここから大感動が待っていました。
もちろん周りには街灯なんてない何もない海の上、
星がキレイじゃない訳がない。
目の前に広がるのは大満天の星空でした。
そんな星空を眺めていたら1時間なんてすぐに過ぎます。
スマホのことなんてすっかり忘れていました。
船上で見られるのは、星空だけじゃありません。
明け方、日の出の時間にデッキに出ると…
周りに建物がないので、天気さえ良ければすなわち絶景な訳です。
そういえば、ここまでしっかり海面からの日の出を見たのは旅では初めてです。
日が登れば、到着はもうすぐ。
午前10時半。
ようやく小笠原諸島が見えてきました。
午前11時頃。
予定時刻よりも少し早く、
小笠原諸島・父島の二見港へと到着。
さぁ、いよいよ待ちに待った
小 笠 原 上 陸 で す よ ! !
今日も一日おかげさまの気持ちを大切に。
明日も一日とにかく安全第一。
おやすみなさい!
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