【140日目】小笠原村(東京)《世界遺産:小笠原諸島》
台風は無事に父島を過ぎ去りました。
ようやく今日から本格的に父島を観光することができます。
海はまだ波が高いということで、
まずは自転車で父島を一周することをに。
父島を一周といっても、舗装され自転車が入れる道路が通っているのは一部分。
舗装された道路を一周結ぶと、およそ20km〜30kmほどです。
今回は前浜を出発して、一周のついでに小港海岸に立寄って、ユースに戻るルートにしました。
20km〜30kmなんて、いつもなら1時間弱で終わります。
ただ、おがさわら丸から父島の地形を見たときから思っていましたが、
父島は起伏が激しいなかなかタフな道のりです。
覚悟しての出発!
もうスタート地点から登り坂です。
自転車で日本一周しているからといって、登り坂まで好きになるわけではありません。
しかも、父島は僕が苦手とする「短くて急な坂」でした。
スタートから一切下ることなく、激坂が続きます。
しかも、台風は通りすぎたといっても風は残っていて、それがさらに行く手を阻みます。
登る、登る、登る…
父島の集落のほとんどは二見湾沿いにあります。
ですので自転車で少し進むだけで、たちまち自然以外何もない道が続きます。
そして、最初の絶景スポット「長崎鼻」に到着。
くそー!雲多いやんけー!
本当はもっとキレイなんですよ。
でも、台風で海中も濁っているので、しばらく時間を置かないと本来の姿に戻りません。
その後はひたすらアップ&ダウン。
途中、小笠原ならではの標識も。
周りに生えている植物は南国そのもの。
異国を走っているようです。
同じ日本とは思えません。
どれだけ違いがあるか、
ではここで、一旦北海道の道路と比べてみましょう。
コチラ!
笑ってしまいます。
日本には本当に豊富な景色があります。
キツいのは前半10km区間だけでした。
残りはのらりくらり進み、
半分を過ぎて、休憩ポイントの小港海岸へ。
誰もいない海。ひとりじめ。
一人旅をしていると、
たびたび起こる、この「ひとりじめ」。
僕の考える一人旅の一番大きなメリットは、この「ひとりじめ」かもしれません。
父島にわざわざ持ってきた自転車の役目を果たしました。
今日も一日おかげさまの気持ちを大切に。
明日も一日とにかく安全第一。
おやすみなさい!
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